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1: 2019/08/18(日) 00:35:18.86 ID:NuZNeSr8M
https://news.livedoor.com/article/detail/16941374/

 「(小説を)書く時間は、子供を保育園に預けたり、夜に寝かしつけたときしかなくなった。家事もあります。だから時間が貴重だと思えるようになったし、(家族と過ごす時間が)いい気分転換にもなりますよ」

 15年前、史上最年少の19歳で芥川賞を受賞した。受賞作はベストセラーとなり、同時受賞の金原ひとみ(当時20歳)とともにメディアの脚光を浴び、一躍、文壇のシンデレラに。

 ところが、下積み経験がまったくないままのデビューは、やがてプレッシャーとなってのし掛かる。書かなきゃ、と思って夜に執筆すると、
昼間の講義は眠たくてしかたがない。昼夜逆転の生活が続き、もうふらふら。勉強も仕事も恋愛もうまくいかなくなった。

 「すべてに元気がない。太陽を浴びないような生活だから当然ですよね」

 書けないスランプは大学卒業後4、5年間も続く。

 「書いてもボツになったり、話がまとまらない。インタビューなどでは『違うジャンルの作品にチャレンジされるのですか?』なんて聞かれるから、そのうちに何が書きたいのか、自分でも分からなくなって…」

 吹っ切れたのは、「読者を『感動させよう』と“狙う”のではなく、自分が書けるもの、自分が面白いと思ったものを書くしかない。それで読者に楽しんでもらえるようになればいい」と思えるようになったからだ。

 そして6月末、ずっと「書きたかった」テーマの新作を上梓できた。

 大人の女性同士の狂おしい恋愛を描き、話題沸騰の『生(き)のみ生(き)のままで』(集英社)である。

【作家・綿矢りさ、芥川賞から15年 たいしたヒット作なしで「書けない無能」になってしまう】の続きを読む